『八月尽』(はちがつじん)

葛

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私の住んでいる町内では、毎年、8月の最後の日曜日に「夕涼み会」があります。

それが終わると、夏もいよいよ終わりだなと感じます。

 

写真は、数年前の『八月尽』に、神戸市にかろうじて残る蒲公英城(たんぽぽじょう)跡へ行ったときのもの。

もう、秋の七草のひとつ、葛(くず)が咲いていました。

今ごろ、咲いているのかな……。

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コメント: 6
  • #1

    川谷香蘭 (月曜日, 30 8月 2010 09:54)

    毎年、見ているのに今年は暑さに負けてあまり外に出ないせいか、葛の花のことを忘れていました。色も香も好きで、クズなんて名を持っているのが少しかわいそうな気がします。夢子さんのメルマガで思い出させくれて、感謝しています。これからもよろしく・・・

  • #2

    スコッチ (金曜日, 03 9月 2010 09:21)

    八月尽、夕涼み、葛・・・
    まだ盛夏、海遊び、向日葵が似合うこの頃で・・^^;

    今朝も32℃・・どうなってるんでしょうかね^^;
    太陽が出るまでは涼しく感じれるようになったのですが・・

    ここが憧れの南の島と思えば、少し楽しくもなれ(笑)
    暑さに乗じてマリンスポーツに精をだそうかと・・
    この夏マスターした乗り物です。
    http://www.youtube.com/watch?v=lQW3wWesaqQ&NR=1
    今は、こちらを
    http://www.youtube.com/watch?v=soxDes4m2ew

    おかげで若返った?
    ただ、日焼けでシミが気になるのと夏バテ気味です^^;

  • #3

    吹田のムクドリ (土曜日, 04 9月 2010 11:12)

    『八月尽』を読ませていただきました。 

    『「尽」と言い切るきっぱりとした響きが、容赦なく過ぎていく、時の流れを感じさせるからかもしれません。』とのくだり、じ~ん と来るものがありました。

    あらゆるものが「容赦なく過ぎていく、時の流れを感じさせる」。
    自分にも、若いときがあった。しかし、今は老体。
    青かった実もようやく赤くなった。だが、やがて、枝から落ちていく・・・。ゴールが近づいている気配を、老体は感じているのだろう。

    かつて、お釈迦さまは「無常」ということをお説きになられたそうですが、何一つとして「常」たるものはない、ということ、つまり、お釈迦さまがお説きになられたことは真実だ と思うようになりましたね。

    白川静さんのご本の記述によれば、「尽」という字は「洗いつくすことをいう」とあります。 私も、私自身を洗いつくさなければならない時期を迎えているんだなぁと感慨にふっけっているところです。

  • #4

    夢子 こと 山下景子 (日曜日, 05 9月 2010 21:48)

    川谷香蘭さま

    こちらこそ、ご訪問、ありがとうございます。

    本当に、葛の異称も「裏見草(うらみぐさ)」。
    あまりいい名前に恵まれないようですね。

    私も好きな花で、見ると、うれしくなります。

  • #5

    夢子 こと 山下景子 (日曜日, 05 9月 2010 21:56)

    スコッチさま

    たしかに、まだまだ、秋の七草は、似合わない気候ですね。

    それにしても、マリンスポーツには、いろいろあるんですね。
    すごい!
    こんなのができちゃうんですか。

    三半規管がおかしい?私には、ただただ、尊敬の目で見るばかりです。

  • #6

    夢子 こと 山下景子 (日曜日, 05 9月 2010 22:00)

    吹田のムクドリさま

    書き込み、ありがとうございます。
    私は、ムクドリさんの奥深いコメントに、じ~んとくるものがありました。

    「尽」は、ただ、終わるのではなく、洗いつくすことなんですね。
    『八月尽』も、洗い尽くせないままに、過ぎてしまったかもしれません。