『枯木星』(かれきぼし)

枯木星
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先日も、ふたご座流星群の流れ星が見られたようですが、

私は少し夜空を眺めただけで、断念しました。

ここへきて、急に仕事が忙しくなったので……。

また、次の機会に、ゆっくりと眺めたいと思います。

 

でも、「流星」や「天の川」、「星月夜」は、秋の季語なんですね。

 

ところで、写真は、私が撮ったものではないのですが、

「月夜」とタイトルがついていましたので、

真ん中の光は、星ではなくて、月なのでしょうね。

でも、私の『枯木星』のイメージにぴったりだったので、

「枯木星」として、紹介させていただきます。

 

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コメント: 4
  • #1

    スコッチ (月曜日, 20 12月 2010 15:03)

    ジャズ流し
    露天に浸かり
    枯れ木星

    下手な川柳でスミマセンm(__)m

    夕日散歩で、寒凪に天使の梯子を眺めた日は、
    枯木星も雲間に・・一段と味わいがあります。
    月も青白くゾッとするくらい美しいし^^;

    私は、夕日に翼雲が好きですが、
    この季節は、色んな雲が現われて楽しいですね。
    先生は、どんな?でしょう。。

  • #2

    ムクドリ (日曜日, 26 12月 2010 00:53)

    今週は『枯木星』(かれきぼし)
    『枯木の枝をすかした向こう見える星』だいね。

    『すっかり葉を落としてしまった木々の枝が、冬の星の寒々しさを いっそう引き立てているよう……。 でも逆に、枯れ枝があるからこそ、ささやかな希望の光として、心にあたたかく映るのかもしれません。』

    そうだいね。 本当、そうだいね。

    そして、大空に輝く星々から手前にある『枯れ木』に目を移すと、

    「それ禿(かむろ)なる樹(き)、定んで禿(かむろ)なるにあらず。
     春に遇(あ)うときはすなわち栄え華(はな)さく。
     増(かさ)なれる氷、何ぞ必ずしも氷ならん。
     夏に入るときはすなわち泮(と)け注ぐ。
     穀牙(こくげ)、湿いを待ち、卉菓(きか)、時に結ぶ。」
    なんていう、空海さんのおことばや、
    「物に定まれる性なし。
     人、何ぞ常に悪ならん。
     縁に遭うときはすなわち庸愚も大道をこいねがう。
     教えに順ずるときはすなわち凡夫も賢聖もひとしからんと思う。
     羝羊、自性なし。
     愚童もまた愚にあらず。」
    なんていうおことば(いずれも『秘蔵宝鑰』の「第二愚童持斎心」より)も浮かんできます。

    『愚童もまた愚にあらず。』って、言ってくれているのが嬉しいじゃないですか。何はともあれ、救われますよね。


  • #3

    夢子 こと 山下景子 (月曜日, 27 12月 2010 00:07)

    スコッチさま

    ゆったりと露天風呂につかりながら、
    枯木星……。
    気持ちよさそう!

    夕日に翼雲って、すてきですね。
    壮大な夢が描けそうですね。
    どんな……といわれても、
    気が多すぎて困ってしまいます。
    どれも、見ていて心ひかれますね。

  • #4

    夢子 こと 山下景子 (月曜日, 27 12月 2010 00:23)

    ムクドリさま

    深遠なお言葉を教えていただきまして、
    ありがとうございます。

    「枯木星」が心にあたたかく映るのも、
    枯木そのものに、やがて、
    「栄え華さく」日がくると想わせる力が
    あるからなのかもしれませんね。

    いろいろと、思いをひろげることが
    できました。

    >縁に遭うときはすなわち庸愚も大道をこいねがう……
    こちらも、いい言葉ですね。
    縁がいかに大切かということですね。