2013年

2月

25日

『春動く』(はるうごく)

春動く道
春動く道

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今日は、大阪の「南港野鳥園」に行ってきました。

さまざまな野鳥が生息する貴重な施設なのですが、

橋下市長が、廃止を検討しているというのです。

 

今日は、冷たい風が吹く寒い日でしたが、

鳥たちの春は、もう動き出していました。

小鷺(コサギ)の頭には、繁殖期を示す冠羽がなびき、

目白(メジロ)や河原鶸(カワラヒワ)の恋のさえずりも聞こえてきました。

 

水辺の鳥、山野の鳥、さまざまな植物も観察できる、おすすめの場所です。

風景を眺めたり、森林浴をするだけでも、癒されますから、

たくさんの方に利用してもらいたいと思います。

ぜひ、行ってみてくださいね。

鳥たちの楽園が、壊されてしまうことのないように……。

 

(写真は、南港野鳥園へ行くまでの道です)

 

 

 

 

 

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2013年

2月

18日

『花の魁』(はなのさきがけ)

春告草
春告草

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17日の神戸は寒かったのですが、

咲いている梅のまわりだけ、春のはなやかさが

漂っていました。

昔の人は、そんな梅の花に、花魁の姿を

重ねたのかもしれませんね。 

花の顔(かんばせ)
花の顔(かんばせ)

顔を近づけて見ると、この色っぽさ……。

もちろん、なんともいえない、いい香りを放っていました。

 

 

 

 

 

 

 

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2013年

2月

11日

『春寒』(はるさむ)

斑雪(はだれ)
斑雪(はだれ)

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10日は千早赤阪村へ行ってきました。

金剛山登山口には、雪が残っていました。

 

でも、小さな春もたくさん見つけましたよ。

 

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2013年

2月

03日

『花の日本語』(文庫版)

文庫版の表紙です
文庫版の表紙です

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表紙の絵も同じですが、少しデザインが変わっています。

立春の日の今日、みなさんにお知らせできて、

なんだかうれしい気持ちです。

 

我が家では、香雪蘭の葉が生えそろい、

風信子の芽がぐんぐん伸びている時期です。

 

寒い時期、植木のお世話もさぼりがちだったのですが、

先日、あたたかくなって、土いじりがしたくなってきました。

主が気まぐれなもので、我が家の草花は、みんな強いです。

 

 

 

 

 

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2013年

1月

28日

『霜見草』(しもみぐさ)

オッタチカンギク
オッタチカンギク

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家にも、以前、「オッタチカンギク」がありました。

茎がひょろっと立ちあがるので、

「おっ立ち寒菊」なのだとずっと思っていましたが、

島根県の乙立地区で発見されたので、

「乙立寒菊」と名づけられたのだそうです。

上の「四季の山野草」のサイトで、初めて知りました。

 

それにしても、同じ歌壇に植えた野路菊に圧倒されて、

いつのまにか、なくなってしまいました。

霜には強いけど、生存競争には弱かったのかも……。

 

 

 

 

 

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2013年

1月

21日

『雪平』(ゆきひら)

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こちらが、オーソドックスな本来の『雪平』。 こんなにかわいいのも出ているんですね。  

こちらを思い浮かべる人の方が多いでしょうか。

打ち出した凹凸を、雪と見立てたという説もあるようです。

我が家の『雪平』は、主人が落として、私が落として、ぼこぼこ……。

でも、愛用しています。

 

 

 

 

 

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2013年

1月

14日

『氈鹿』(かもしか)

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ

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昨日は、神戸市立森林植物園に行ってきました。

ここでは、ニホンカモシカが飼育されています。

4頭の姿が見えました。

 

この日は、それほど寒くなかったのですが、

2頭が、寄り添うように、一番高いところに立っていました。

これも、「寒立」なのかな……。

 

 

 

 

 

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2013年

1月

07日

『初昔』(はつむかし)

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左の一枚だけが『初昔』の写真です。

京都の白川沿いを歩いていると、ちょうど民家の鬼瓦に

青鷺が飛んできてとまりました。

心なしか、感慨深げに、空を見ているようでした。

 

二枚目は、元旦の午前五時ごろ。

明石・大蔵海岸に展示されている堀江謙一さんの

ヨットです。

ライトアップされて、昼間とは別世界でした。

 

三枚目は、大蔵海岸の「龍の湯」から見た、

今年の初日の出。

(龍は、『初昔』の干支でしたね)

まるで明石海峡大橋のスタートラインに、

スタンバイしているような、壮大な日の出でした。

 

それにしても、例年なら、震えながら日の出を

待つのですが、今年は温泉につかってぬくもった後

だったので、寒さも感じず、そのあと、また温泉に

入ったので、快適な初日の出でした。

 

 

 

 

 

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2012年

12月

24日

『豊の雪』(とよのゆき)

よいお年を……
よいお年を……

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私の住んでいるところは、めったに雪が降らないところ

なのですが、明日はどうでしょう。

冷え込んできましたので、もしかしたら、見られるかも

しれません。

 

豪雪地帯では、喜んでばかりもいられないのでしょうけど……。

被害がなく、『豊の雪』となってほしいですね。

 

まだ、仕事が残っていて、この一年を振り返る心のゆとりがないのですが、

まずは、みなさんに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

本当に、この一年、ありがとうございます。

 

心からの感謝をこめて・・・

 

 

 

 

 

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2012年

12月

17日

『天狗の羽団扇』(てんぐのはうちわ)

八手
八手

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先週は、お悔やみのメッセージをたくさんいただき、

本当にありがとうございました。

誰かを見送るたびに、その人の思いを受け継いで生きていこうと思います。

心の中には、たくさんの人が生きているのですね。

 

ところで、この写真のお花は、ちょっと元気がありませんね。

まだ、蕾のようですし……。

 

先日、探鳥会の道々で、元気な「八手」の花をたくさん見かけました。

近くの神社にもあると思っていたので、写真を撮らなかったのですが、

行ってみたら、なくなっていました。

(勘違いだったのかな……)

 

 

 

 

 

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2012年

12月

10日

『消息』(しょうそく)

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叔母に作ってもらったプレゼントは、

2周年記念「四合わせ袋」×9

3周年記念「ブックカバー」×7

4周年記念「お花の匂い袋」×5

5周年記念「名刺入れ」×5

6周年記念「達磨さんの座布団」×4

どれも、色違い、形違いですが、そのなかのひとつを

写真で紹介します。

 

先天的に心臓に穴が開いていた叔母は、ずっと、心臓弁膜症と

誤診されてきました。

正しい病名がわかったのが平成3年。

何度も入退院を繰り返し、つらいこと、苦しいことの多い人生だったと

思いますが、いつも明るく、やさしい叔母でした。

これからは、祖母や母といっしょに、見守ってくれていると思います。

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2012年

12月

03日

『円居』(まどい)

ペシュカ
ペシュカ

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 私が音楽教室の講師をしていたころの生徒さんが、

 11月から、「ペシュカ」というお花屋さんを

 オープンしました。

 小学校一年生から、ずっと教えていたんです。

 その彼女が、お店を始めるなんて……。

 「ペシュカ」は、スェーデン語で、桃のことだそうです。

 ふんわりとした彼女のイメージにぴったりです。

 

 お店のホームページは、まだ、手が回っていないようなので、

 こちらのブログに詳しく紹介されています。

   ↓

 【イベント情報】

 

 まあるい窓のおしゃれな建物です。

 そこで、久しぶりに、彼女のお母さん、お姉さん、そして、

 会場主さんやそのお嬢さんと、『円居』してきました。

 

 最後に、メルマガの和歌の、夢子語

 (神戸在住の夢子が日常使っている言葉)訳を。

 

 ~おもふどち 円居せる夜は 唐錦 立たまく惜しき ものにぞありける~

   (よみ人しらず 『古今和歌集』) 

 

 *******(夢子語訳)*******

 

 気のおぅた者同士、輪になって、楽しぃに過ごす夜は、

 席を立つんが、名残惜しぃわぁ。

 高級な織物を裁つみたいな気分やわ。

 

 *****************

 

 

 

 

 

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