2012年

11月

26日

『石花』(せっか)

牡蠣
牡蠣

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写真の牡蠣は、小さな貝殻がいっぱいついていて、

きれいですよね。

「貝花」という感じかな……。

 

それにしても、牡蠣のおいしい季節になりましたね。

先日から、少し仕事が忙しい日が続いたので、

我が家は、来る日も来る日も、鍋です。

中身は、いろいろ……いや、だいたい同じかも。

でも、あたたまるし、野菜もたくさん食べられるし、いいですよね。

 

 

 

 

 

 

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2012年

11月

19日

『姫椿』(ひめつばき)

山茶花
山茶花

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家の近くに、山茶花の垣根があるのですが、 花はまだ。

でも、蕾がいっぱいついていました。

いつも、遠くから見えると、垣根が濃いピンクに

見えるほどになるので、咲くのが楽しみです。

ちなみに、「山茶花」の漢名は「茶梅(さばい)」。

 

女貞(ねずみもち)の花
女貞(ねずみもち)の花

こちらは、初夏に咲く「女貞(ねずみもち)」の花です。

詳しくは、メールマガジン第801葉(2008年1月24日発行)に

書いたのですが、「ねずみもち」という名は、

葉が「黐(もち)の木」に似ていて、

実が鼠のフンに似ているから。

「女貞」と書くのは、冬でも緑を保つ姿を、

女性の貞淑さにたとえたとも、

実から作った強壮薬が効くと、女性が貞淑になるからとも

いわれます。

 

 

現在の「ヒメツバキ」の写真は、こちら でどうぞ。

 

 

 

 

 

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2012年

11月

05日

『満天星紅葉』(どうだんもみじ)

満天星紅葉
満天星紅葉

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もっと、鮮やかな紅だったのですが、

写真が下手なもので、……。

ごめんなさい。

満天星の花
満天星の花

 

『満天星紅葉』は、滋賀県で撮った写真ですが、

お花の方は、以前、4月に山口へ行ったときに

撮ったものです。

 

神戸では、花水木の赤い実と、紅葉がきれいです。

 もうすぐ立冬。

山口も寒いかな……。

 

 

 

 

 

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2012年

10月

29日

『勝ち栗』(かちぐり)

毬栗(いがぐり)
毬栗(いがぐり)

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この写真は、毬栗。

こちらのサイトの上の写真が、本物の「搗ち栗」です。

   ↓

【恵那栗のお話】

 

 

今ちょうど、春の季節の原稿に追われていて、昨日は、こもりっきりで書いていました。

栗名月のことは、前日まで覚えていたのに、頭の中はすっかり春になっていて、

なんと、見るのを忘れてしまいました。

片見月になってしまった……。

とっても残念です。

 

 

 

 

 

 

 

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2012年

10月

22日

『菊枕』(きくまくら)

明石菊花展
明石菊花展

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最近では、菊の花に、いいイメージを持っていない人が

多いそうですね。

でも、私は嫌いではありません。

どちらかというと、小菊の方が好きですが……。

 

 

写真は、去年の明石公園の菊花展です。

こんもりと、枕のような菊がいっぱい。

 

それにしても、本物の『菊枕』で眠ったら、

どんな夢が見られるのかな……。

 

 

 

 

 

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2012年

10月

15日

『鶚』(みさご)

まさに魚鷹!
まさに魚鷹!

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土曜日に、日本野鳥の会の探鳥会に参加してきました。

鶚が、ホバリングして、急降下する瞬間も見ましたよ。

とっても興奮しました。

 

 

この写真は、そのときのものではなく、一昨年、

揖保川上流で撮ったものです。

ピンボケですみません。

一応、魚も持っているんですが……。

 

はっきりした写真は、こちらでどうぞ。

下に、動画もあります。

本当にすばらしいですね。

 

 

さて、和歌の夢子語(神戸在住の夢子が日常使っている言葉)訳を。

 

~みさご居る 沖つ荒磯(ありそ)に 寄する波
  行方(ゆくへ)も知らず わが恋ふらくは~

  (作者不詳 『万葉集』 )

*******(夢子語訳)*******

 みさごがおる沖の荒磯に寄せる波

 そんな波みたいに、

 どこいくんかわからへんわ。

 私の恋は……。

*****************

 

 

 

 

 

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2012年

10月

08日

『割愛』(かつあい)

ラブラブの蜆牒
ラブラブの蜆牒

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私は、昔から物を捨てられない性分です。

母もそうだったので、家には、いろいろなものが

たまっています。

でも、なかなか『割愛』できないんです。

 

 

服などはお直しやリフォームをして、どんどん使っていこうと思っています。

 

さて、家の庭には、先日から、蜆牒のカップルと、雀のカップルが

よくやってきます。

もちろん、愛をひきさくようなことはしませんよ。

 

 

 

 

 

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2012年

10月

01日

『三五夜』(さんごや)

中秋の名月
中秋の名月

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今日は、神戸も、日中は激しい暴風雨。

月も見られないだろうと、

すっかりあきらめていたのですが……。

 

少し前に空を見上げると、

名月が空高く浮かんでいました。

 

台風がうそのような、静かな静かな月夜でした。

この舟に乗りました
この舟に乗りました

 

じつは、昨日、大覚寺の大沢の池に、

待宵の月を見に行っていたんですよ。

 

舟に乗って、水面に映った月を眺めようと、

楽しみにして行ったのですが、

月は厚い雲の向こうに隠れたままでした。

 

でも、私は、その日にあったことを、いつも夢に見るんです。

それも、願いが実現した形で……。

 

昨夜も、舟から名月を見た夢を見ることができました!

 

 

 

 

 

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2012年

9月

24日

『枕虫』(まくらむし)

虫の音が聞こえてきそう……
虫の音が聞こえてきそう……

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少し前も、「鉦叩(かねたたき)」が、

すぐ枕元で鳴いているような気がしました。

 

人は、まったくの無音状態だと、眠れないんだそうですね。

本当は、虫の声や自然の音のような単調な音は、

睡眠効果があるのだそうです。

もし、耳について眠れないという人は、いらいらとか考え事を

触発して、脳を興奮させてしまっているからだとか。

 

nobe2.jpg

 

さて、和歌の夢子語訳を……。

(夢子語:神戸在住の夢子が日常使っている言葉)

 

~むしのねの 近き夜半(よは)かな
 枕とて 草はむすばぬ 旅ねなれ共~ (香川景樹)

 

*******(夢子語訳)*******

 

 虫の音が近(ちこ)うに聞こえる夜中やなぁ。

 草で枕を結んで野宿するような旅寝とは

 ちゃうんやけど……。

 

*****************

 

 

 

 

 

 

 

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2012年

9月

17日

『眉月』(まゆづき)

夜空の笑顔
夜空の笑顔

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さかさまに見れば、眉に見えますね。

大きな笑顔の眉のようです。

 

以前、金星と木星が目になって、大きな笑顔を見せてくれましたが、

口元だけでも、充分笑顔ですね。

 

 

 

 

 

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2012年

9月

10日

『水影草』(みずかげぐさ)

稲穂並
稲穂並

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神戸市北区の谷上駅近くの田んぼで、

今日撮った写真です。

水があるように見えますが、これは、

前日の雨が残っているのかな……。

でも、夕日にきらきら輝いて、とってもきれいでした。

 

では、メルマガの歌の夢子語

(神戸在住の夢子が日常使っている言葉)訳を。

 

~天の川 水陰草の 秋風に なびかふ見れば 時は来にけり~
 (『万葉集』人麻呂歌集)

 

*******(夢子語訳)*******

 

天の川の水辺に生えとう草が、

秋風になびいとんのんを見たら、

いよいよ、逢える時が来たんやと思うなぁ~

 

*****************

 

 

 

 

 

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2012年

9月

03日

『雲路』(くもじ)

鱗雲
鱗雲

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秋の雲の代表ともいわれる鱗雲。

じつは、8月16日の午後の写真です。

暑い日差しが照りつけていましたが、

空だけ見ると、すっかり秋ですね。

 

 

入道雲が見下ろしている日もありますが、ずいぶん、秋らしい雲が多くなりました。

 

 

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