『片男波』(かたおなみ)

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『片男波』は、歌が詠まれた和歌山県和歌の浦の

砂嘴(さし=海に細長く突き出た地形)の地名にも

なっています。

   ↓

【片男波公園】

 

富津海岸
富津海岸

ずいぶん前に行った上、その日は雨だったので、

あまり写真を撮っていませんでした。

 

写真は、片男波にある「万葉館」の中で撮った写真です。

なんだかよくわかりませんね。

 

右の写真は、千葉県富津海岸の『片男波』です。

 

和歌も、ほとんど、そのままですが、一応……。

 

~和歌の浦に 潮満ち来れば 潟(かた)を無み
  葦辺(あしべ)をさして 鶴(たづ)鳴き渡る~ 
                 (『万葉集』山部赤人)

 

*******(夢子語訳)*******

 和歌の浦に潮が満ちてきたら、干潟がなくなるもんやから、

 葦のほとりをめざして、鶴が鳴いて渡っていきようわ。

*****************

(夢子語:神戸在住の夢子が日常使っている言葉)

 

 

 

 

 

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コメント: 4
  • #1

    水辺のプリマ (日曜日, 21 7月 2013 02:20)


    海から離れているところに住んでいるため、
    海が見えただけではしゃぎます(^_^;)

    荒々しい波、小さな波、色々あって、
    人生みたいですね。

  • #2

    夢子 こと 山下景子 (日曜日, 21 7月 2013 21:19)

    水辺のプリマさま

    そうですか。
    私は反対に、わりあい海に近いところですが、
    それでも、海が見えると、はしゃぎます。
    誰にとっても、母なる海……なのかもしれませんね。

  • #3

    ムクドリ (火曜日, 06 8月 2013 00:26)

    夢子お姉さま
    実は、わたくし、7月15日が誕生日なの。
    『潮満ち来れば 潟(かた)を無み』という さだめ か、 やってきてくれた鶴(たづ)さんも 葦辺(あしべ)をさして 逝っちゃう。
    わたくしは、取り残されて、さみし~い!
    それって、現実だから、しょうがないンだけど・・・。
    でも、さみし~い・・・!
    こりゃー、甘えだね!
    私は、本来、1人で 何もかも やんなきゃー なんないンだ!
    私は、本来、1人で あちらへも 行かなきゃー なんないンだね!
    『海』って そんなこと 教えてくれる。 
     

  • #4

    夢子 こと 山下景子 (日曜日, 11 8月 2013 23:44)

    ムクドリさま

    おくればせながら、お誕生日、おめでとうございます。

    ムクドリさんの言葉には、何気ないところに、
    深い意味がこめられているので、はっとします。
    みんな、すべての命が、ひとりなのですね。
    寂しいけれど、それがわかっている人は、
    強いのかもしれませんね。