2013年

11月

25日

『二十四節気と七十二候の季節手帖』

表紙
表紙

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イラストは、貼り絵なんですよ。

この画像ではわかりにくいので、

ぜひ、本を手に取って

見てほしいと思います。

 

『両口屋是清』さんとは、季刊誌「いとをかし」に原稿を依頼された

ご縁がありました。

この時のVol.11号にも、二十四節気の素敵なお菓子の写真が

たくさん掲載されています。

 

今回、編集者を通して写真をお借りしたいとお願いしたところ、

なんと、写真を探すより、新たに作った方が楽だと言われたそうです。

和菓子職人さんって、すごいですね。

 

そして、11月16日にオープンしたばかりの両口屋是清東山店

2階のカフェも、すごくいい感じですね。

 

本の和菓子の写真も、どうぞお楽しみに。

 

 

 

 

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2013年

11月

18日

『踝』(くるぶし)

松と球果
松と球果

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松葉杖と果実の連想から、こんな写真をアップしました。

メルマガに書いた「脛骨」や「腓骨」の図はこちらです。

  ↓

【足の骨と関節】

 

転んだのは、兵庫図書館を出たところでした。

雨の中で動けずにいると、通りがかった女性の方と、ガードマンの方が、

図書館の階段まで、肩車で連れて行ってくださいました。

 

しばらく休んでも、歩けないことがわかったので、近くに病院はないか訪ねると、

図書館の方が、病院まで行って、車いすと看護婦さんを呼んできてくださいました。

そこで、診察を受け、総合病院を紹介されたあと、

タクシーのところまで、看護婦さんが車いすを押していってくださいました。

 

みなさんに、大変親切にしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

改めて、お礼にうかがいたいと思うのですが、まずはこの場を借りて、

お礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

それから、ご迷惑をおかけしておりますみなさまにも、重ねてお詫び申し上げます。

 

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2013年

11月

11日

『十日月』(とおかんや)

稲の月見
稲の月見

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【-写真素材-フォトライブラリー】

 

十日の月は、こんな感じでしょうか。

 

姫路の商店街を歩いていたら、こんな剥製を見つけました。

真ん中の瓜坊がかわいい!

 

いのししの親子
いのししの親子

亥の子餅の作り方を紹介しているサイトを見つけました。
  ↓

【バイオウェザーサービス】亥の子餅

 

こちらの亥の子餅は、瓜坊そっくり。

  ↓

【甘春堂】亥の子餅

 

 

 

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2013年

11月

04日

『紅葉草』(もみじぐさ)

葉鶏頭
葉鶏頭

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-写真素材-フォトライブラリー

 

普通、雁といえば、マガン、ヒシクイなど

ガン類の総称です。

 

 

湖北にて
湖北にて

先日は、湖北で、ヒシクイを見てきました。

琵琶湖のヒシクイは、少し大き目で、

オオヒシクイという種だそうです。

 

私は見られませんでしたが、マガンも来ているそうです。

雁来紅も、ますます鮮やかになっていることでしょうね。

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2013年

10月

27日

『雨露霜雪』(うろそうせつ)

霜の花
霜の花

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朝晩冷え込むといっても、神戸の初霜の平年値は、

12月21日だそうです。

ということで、写真は、今年の1月。

それも、北区の森林植物園に行く道で撮ったものです。

同じ関西でも、滋賀、京都、奈良は、

初霜の平年値が11月なんですって。

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2013年

10月

21日

『残る虫』(のこるむし)

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この顔は、エンマコオロギでしょうね。

閻魔という名前からは、想像できないような、いいお声。

でも、かぼそくなってくると、せつなく聞こえてきます。

 

一方、昔の人が、「肩刺せ、裾刺せ、綴れ刺せ」と聞きながら、

針仕事にいそしんだといわれるのが、ツヅレサセコオロギの声。

単調に繰り返される声を聞くと、私は、

がんばらなくちゃという気持ちが湧いてきます。

 

こちらで、いろいろな声を聞くことができます。

   ↓

【兵庫県立 人と自然の博物館】-コオロギの鳴き声

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2013年

10月

14日

『残菊』(ざんぎく)

菊花展
菊花展

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今年は、七十二候の『菊花開』と重陽の節句が

ぴたりと重なりましたね。

 

重陽のお祝いに、菊酒を飲みました。

食用菊を買うと、たくさんあって、余ってしまうので、

お刺身を1パック。

飾用の菊の花びらを、お酒やお料理に散らして楽しみました。

 

写真は、毎年10月の終わりから11月にかけて催される

明石公園の菊花展。

これも、残菊といえるのでしょうか。

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2013年

10月

07日

『鴫』(しぎ)

田鴫(タシギ)
田鴫(タシギ)

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左の写真は、【森の父さん花鳥風月】から、

使用させていただいます。

3羽、いるのですが、わかりますか?

 

 

ところで、『いそしぎ』という映画音楽がありますね。

「磯鷸(イソシギ)」という鳥のことだとは知りませんでした。

 こちらの動画の中にも、登場します。

   ↓

【いそしぎ】

ほかの鴫も出てくるので、ご注意を。

鳥が出てきたら、順に、

イソシギ、イソシギ、ハマシギ、オオソリハシシギ

だと思います。

 

ほかにも、こちらのサイトに、たくさんの鴫の写真があります。

  ↓

【BIRD FAN】

 

最後に、和歌の夢子語訳を……。

~心なき 身にもあはれは しられけり 
  しぎ立つ沢の 秋の夕暮~ (西行『新古今和歌集』)

*******(夢子語訳)*******

風流なんかわからへん自分でも、

しみじみとしてくるなぁ。

鴫が飛び立つ沢の、秋の夕暮れは……。

*****************

(夢子語:神戸在住の夢子が日常使っている言葉)


 

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2013年

9月

30日

『律の風』(りつのかぜ)

能管と篠笛
能管と篠笛

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亡くなった叔母が、能管と篠笛を習っておりまして、

まだ、元気なころに、笛をいただきました。

でも、結局、吹けるようにはならないまま、

まだ持っています。

和楽器って、袋も立派できれいですね。

 

こちらのサイトで、律音階を体験することができます。

【文化デジタルライブラリー】

 

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2013年

9月

23日

『天蓋花』(てんがいばな)

彼岸花
彼岸花

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お彼岸の日は、大阪の四天王寺の鳥居の中に、

夕日が沈んでいくそうですね。

日想観」という風習は、江戸時代も

行われていたそうです。

明日は、近くまで主人と落語を聞きに行くので、

帰りに寄ってみようと思っています。

 

 

 

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2013年

9月

16日

『月読』(つきよみ)

月読男
月読男

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月のことを、「月読男(つきよみおとこ、つくよみおとこ)」

ともいったそうです。

親しみを感じていたのですね。

でも、お月さまは、男前……。

ちょっと、思いにくいかもしれませんね。

 

さて、今日は雨ですが、中秋の名月は、晴れそうですね。

 

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2013年

9月

09日

『飲露』(いんろ)

鈴虫
鈴虫

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【-写真素材-フォトライブラリー】

 

 

父が生前、何千匹という鈴虫を

飼っていたことがありました。

確かに、乾くといけないといって、時々、霧を吹きかけていました。

私も、じっくり観察しましたが、露を飲むところは、覚えていません。

 

普段は、農家の人にいただいた、無農薬の茄子と、

熱帯魚の餌をあげていました。

でも、交尾が終わると、雄は、雌に食べられていくのです。

だんだん、雌同士でも、共食いするようになり、

最後は力尽きたものが屍をさらすという、壮絶な様子を見てきました。

 

~秋の野に 玉と懸れる 白露は 鳴く秋虫の 涙なりけり~
               (よみ人しらず『新撰万葉集』)

*******(夢子語訳)*******

 秋の野原に、

 宝石みたいにかかっとう白露は、

 鳴く秋の虫の涙なんやなぁ。

*****************

(夢子語:神戸在住の夢子が日常使っている言葉)

 

 

 

 

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2013年

9月

02日

『二百十日』(にひゃくとおか)

稲の花
稲の花

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ほとんどの辞書には、『二百十日』は、

稲の開花期に当たると書かれていますが、

早いところでは、もう実り始めているのでしょうね。

 

写真は、6年前の8月13日に、

白川郷で撮った稲の花です。

 

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